はじめに
体調が悪い日に未来のことを考えると、不安がどんどん大きくなっていくことがあります。
最初は小さな心配だったはずなのに、気づけば頭の中いっぱいに広がっている。
私にはそれが、わたあめみたいに膨らんでいく感覚があります。
お金のこと。仕事のこと。健康のこと。将来ひとりになった時のこと。
一つ考え始めると、次々に別の不安が出てくるんですよね。そして最後は「これから先どうなるんだろう」という重たい気持ちになる。
うつ病やコロナ後遺症になってから、この感覚は以前よりかなり強くなりました。
① うつ病と未来への不安の関係
厚生労働省の資料では、うつ状態になると「自分」「周囲」「将来」の3つに対して悲観的な考え方が出やすいと説明されています。
うつ状態ではそうした傾向が強くなる可能性があると言われています。
私自身が感じるのは「今の状態を基点に未来を考えてしまう」ということです。
体調が悪い
何もできない
気力もない
↓
こういう日に未来を想像すると
今の苦しさがそのままずっと
続くように感じてしまう
本当は体調が変化する可能性もあるし、状況が変わる可能性もある。でも、しんどい時ほどそれが見えなくなる。
未来ではなく「今の苦しさの延長線」を見ているだけなのかもしれません。
② 実際に不安になる内容
私がよく考えてしまうのは、お金のことです。
働けなかったらどうなるんだろう。貯金は減っていく。年金だけで生活できるのだろうか。
結婚もしていません。将来、頼れる人がいないかもしれない。それも不安になります。
友人との関係も以前ほど活発ではありません。年齢を重ねるにつれて、少しずつ疎遠になる人もいます。
・お金が減っていく不安
・働けなくなる不安
・将来頼れる人がいない不安
・友人と疎遠になっていく不安
・体力が落ちていく不安
・税金・物価が上がる社会への不安
一つひとつだけならまだ耐えられる。でも、それらが一気に押し寄せてくるんです。
私はこれを「多方面から負の未来感が押し寄せてくる状態」と勝手に呼んでいます。
③ 調子のいい日と悪い日では全然違う
不思議なんですが、調子のいい日は同じ未来でも見え方が違います。
もちろん不安がゼロになるわけではありません。でも「なんとかなるかもしれない」と思える余裕があります。
一方で体調が悪い日は違います。不安と不安がくっついて、どんどん重くなる。
だから私は最近「今考えている未来予想図は、体調の影響を受けているかもしれない」と思うようにしています。
正直、常に楽観的でいるのは難しいです。私も今でも普通に不安になります。
④ 今やっている対処法
「今」に意識を戻す(マインドフルネス)
一番意識しているのは「今」に戻ることです。難しいことはしていません。
・今日何を食べるか
・今飲んでいるコーヒーの味
・窓から入る光
そんなものに意識を向けるだけです。
体調が悪い日は未来を考えない
体調が悪い日は未来について考えないようにしています。考えてもだいたい悪い方向に行くからです。
そんな日は「今日一日どう過ごすか」だけを考える。明日のことも考えない時があります。それくらい小さく区切る方が楽でした。
思考を途中で止める
それでも不安が止まらない時は「はい終わり」と心の中で言います。かなり無理やりですが、一度思考を切る。
完璧には止まりません。でも、不安の渦に飲み込まれる時間は少し減りました。
まとめ
未来への不安は弱さではないと思っています。
特にうつ病の時は、将来を悲観的に見やすくなることがあります。だから「こんなに不安になる自分はおかしい」と思わなくて大丈夫です。
私も今でも未来を考えて不安になります。でも、それが症状の一部かもしれないと思えるようになってから、少しだけ距離を取れるようになりました。
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