はじめに
仕事中も考えている。 休憩中も考えている。 家に帰っても考えている。 寝る前も、気づけば頭の中で何かが始まっている。
そんな状態が長く続いていました。
「疲れやすいのは、ずっと考え続けているからでは?」
これは、うつ病とコロナ後遺症を経験してから、私が少しずつ感じるようになったことです。
もちろん、疲労の原因は一つではないと思います。でも、常に頭の中が動き続けている状態って、かなりエネルギーを使っているのではないか。
この記事では、看護師・保健師としてではなく、うつ病当事者として感じている「思考と疲労」の話を書いてみます。
① 「常に考えるくせ」とは
私には昔から、ずっと何かを考え続けるくせがありました。
特に多かったのは、仕事の失敗や人間関係です。
「あの対応まずかったかな」
「変に思われたかも」
「次また失敗したらどうしよう」
そんなことを、何回も繰り返し考える。
しかも厄介なのが、無意識でやっていることなんですよね。考えている自覚すらないまま、頭の中でずっと処理が続いている感じ。ぼーっとしているつもりでも、実際は脳が休まっていない。
以前書いた「反芻思考」の記事ともかなり近いと思っています。気づいたら同じことを何周もしている。そして、その状態が普通になりすぎて、自分では疲労の原因として認識しにくい。
私はそんな状態が長年続いていました。
② 脳と疲労って関係あるのか
人間の脳は、体重の約2%ほどしかないと言われています。でも、安静時のエネルギー消費量は、体全体の約20%を占めるそうです。
つまり、脳ってかなりエネルギーを使う器官なんですよね。
もちろん「考えすぎ=疲労の原因」と単純に断言できるものではないと思います。ただ、常に思考が動き続けている状態は、脳のエネルギー消費を増やしている可能性はあるのではないか、と感じています。
うつ病についても「脳のエネルギーが欠乏した状態」と表現されることがあります。実際、うつ状態の時って、
考える
↓
疲れる
↓
さらに動けなくなる
みたいな感覚がありました。
あと、興味深いと思ったのが「マインドワンダリング」という考え方です。これは、ぼーっとしている時でも脳は活動している、というもの。
つまり、何もしていないように見えても、脳の中では思考が動いている可能性がある。横になっていても疲れる感覚って、これと関係している部分もあるのかもしれない、と思いました。
③ 当事者として感じること
振り返ると、私はうつ病になる前から軽い倦怠感がありました。
休みの日も、寝て終わることが多かったです。
そして、うつ病とコロナ後遺症を経験してから、その疲労感はかなり強くなりました。
・寝ても疲れが取れない
・やる気が起きない
・身体を動かすこと自体が重い
特にコロナ後遺症の時期は「何もしていないのに消耗している感覚」がずっとありました。
ただ、不思議だったのが、思考力が落ちた時期も疲労感は続いていたことです。本を読むのもしんどい。考える力もかなり低下している。それでも疲れている。
だから、疲労って単純な話ではないと思っています。
ただ、元々「常に考えるくせ」がある人は、脳のエネルギー消費が激しくなりやすい可能性はあるのではないか。これは今でも感じています。特に反芻思考が強い日は、身体までぐったりすることが多いです。
④ 私がやっている対処法
一番やっているのは「思考を途中で止める」です。
もちろん簡単じゃありません。気づいたらまた考えてる。だから、かなり意識的にやる必要があります。
私はよく心の中で「はい終わり」と言っています。ちょっと無理やりでも、一回切る。また戻ってきても、また止める。その繰り返しです。
無意識で考え続けているので、意識しないと止まらないんですよね。
あと、深呼吸はかなり使います。呼吸をゆっくりすると、少し頭の回転が落ち着く感じがある。
あとは軽く身体を動かす。スクワットでも、散歩でも、ストレッチでもいい。頭の中だけで止めようとするより、身体を使った方が切り替わる時があります。
完全に止めるのは難しくても「少し減らす」だけでも違うと思っています。
まとめ
常に考えてしまうのって、性格だけの問題ではないのかもしれません。
うつ病や疲労と関係している部分もあるのではないか、と私は感じています。
だから「また考えすぎてる」と自分を責めなくて大丈夫です。
長年の思考のクセって、簡単には消えません。私も今でも普通に反芻します。でも「今また頭が動きすぎてるな」と気づけるだけでも少し変わりました。
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