はじめに
Xを開くと、同年代の活躍が流れてくる。
仕事で成功した話。 結婚した話。 新しい挑戦を始めた話。
「すごいな」と思う反面、どこか苦しくなる。
私もかなり比較してしまうタイプです。
地域のクラブで活躍している人の話を聞いて、落ち込むこともありました。友人や元同僚が家庭を持ったり、順調にキャリアを積んでいる姿を見ると、複雑な気持ちになることもあります。
もちろん、相手が悪いわけじゃない。むしろ頑張っている人たちです。でも、うつ病やコロナ後遺症を経験してから、「比較すること」自体がかなりしんどくなりました。
① 比較とメンタルには関係があるのか
最近は、SNSとメンタルについての研究も増えています。
ペンシルベニア大学では「SNSの利用を1日30分程度に制限すると、孤独感や抑うつ感が改善した」という研究があります。
また、APA(アメリカ心理学会)関連でも「他人と否定的に比較すること」が反芻思考を増やし、うつ症状につながる可能性があるという研究があります。
心理学では「社会的比較」という言葉もあります。これは、人が無意識に他人と自分を比べる傾向のことです。
比較そのものは自然な反応なんですよね。ただ、SNS時代は比較対象が多すぎる。昔なら知らなかった他人の成功まで、毎日流れてきます。だから、比較して落ち込む人が増えるのも自然なことなのかもしれません。
② うつ病になってから比較がかなり苦しくなった
私自身、もともと周りと比べやすいタイプでした。勉強やスポーツでも「自分よりできる人」を見て落ち込むことが多かったです。
でも、うつ病とコロナ後遺症を経験してから、その感覚がかなり強くなりました。
自分は思うように動けない
仕事も止まる
体調も安定しない
そんな状態でSNSを見ると、どうしても比較が始まるんですよね。
「みんな進んでるのに、自分だけ止まってる」
そんな感覚になる。
なので最近は、Xをできる限り見ないようにしています。でも、完全には無理です。習慣で開いてしまう。YouTubeを見ていても、関連動画で成功者の話が出てくる。
今の時代って、本当に比較から逃げにくいなと思います。
③ 比較した時の気持ち
比較した後って、かなり気持ちが沈みます。うつうつした感じになる。
「自分は何をやってるんだろう」みたいな気持ちになることもあります。
特にしんどいのが「どうして自分はこんな状況なんだろう」と考え始める時です。そこから反芻思考に入る。
「あの時こうしていれば」
「もっと頑張れていれば」
と過去までさかのぼってしまう。そして最後は「ぜんぜんうまくいっていない自分が嫌になる」という自己嫌悪。
だからこそ「比較しない方がいい」と簡単には言えません。実際、気づいたら比較しているからです。
④ 今やっている対処法
SNSを見る時間を減らす
特に調子が悪い日は、Xを開かないようにする。ただ、完全に遮断するのは難しいです。YouTubeの検索やおすすめにも、比較を刺激するものが普通に出てくる。「見ない努力」だけでは限界もあると思っています。
比較が始まったら思考を止める
比較が始まった時は、考えを途中で止めるようにしています。私はよく心の中で「はい終わり」と言っています。かなり無理やりですが、一回思考を切る。
自分の生活のメリット・デメリットを考える
自分の今の生活にもメリット・デメリットがある、と考えるようにしています。
働けない苦しさはある
でも、以前より無理を減らせている部分もある 自由に使える時間も増えた
そんなふうに、自分なりに納得できるポイントを探しています。
まとめ
比較してしまうのは、弱さではないと思っています。
今の世の中って、比較を促す仕組みが本当に多い。SNSを開けば、誰かの成功が流れてくる。だから落ち込んでしまうのも自然な反応なんじゃないか、と感じています。
私も今でも普通に比較します。でも「また比較してるな」と気づけるだけでも少し変わりました。
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