病気で仕事を辞めた後の失業手当延長申請のやり方〜ハローワークに行く前に知っておくべきこと〜

給付金・制度

はじめに

病気やメンタルの不調で仕事を辞めたあと、これからの生活やお金のことが不安でたまらないですよね。

「働きたいけど、今は体が動かない」 「でも、失業手当をもらわないと生活が」

そんな風に、焦りと不安のループにはまってしまっていませんか?

私は看護師・保健師として働きながら、自分自身もうつ病とコロナ後遺症で退職を経験しました。

実は、「今すぐ働けない状態」だと、通常の失業手当はすぐにはもらえません。 でも、そこで諦めないでください。

「受給期間の延長申請」という手続きをすれば、体が回復したあとにしっかり手当を受け取ることができます。私はこの制度を知るのが遅れて、もう少しで大損するところでした。

① 失業手当の延長申請とは何か

そもそも失業手当というのは、「働く意欲と能力があって、すぐにでも働ける人」をサポートするための制度です。

そのため、病気やケガで「今は休養が必要」という状態だと、すぐには受給できないというルールがあります。

「じゃあ、私はもらえないの?」と絶望しそうになりますが、大丈夫。そのために**「受給期間の延長申請」**があります。

これは、「今は病気で働けないから、受給できる期間(通常は退職から1年間)を、元気になってからに先延ばししてください」とお願いする手続きです。

最大で4年間まで受給を待ってもらえるので、しっかりと病気を治してから、万全の状態で再就職活動を始めることができます。

ただし、これには**「申請期限」**があります。知らずに放置してしまうと、せっかくこれまで雇用保険を払ってきた権利を失ってしまうので注意が必要です。

② 申請期限はいつまで?

ここが一番大事なポイントです。

基本的には**「退職した日の翌日から、30日を過ぎたあとの1ヶ月以内」**が申請期間です。

簡単に言うと、**「辞めてから2ヶ月以内」**に手続きを済ませると覚えておけば安心です。

例:3月末に退職した場合

4月いっぱい:30日間の待機期間
5月1日〜5月31日:本来の申請期間

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「もう過ぎちゃったかも」と焦っている方も、まずは諦めないでください。現在はルールが少し柔軟になっていて、この期間を過ぎても受け付けてもらえるケースが増えています。

でも、遅れれば遅れるほど手続きが複雑になったり、受給できる日数が減ってしまったりするリスクがあるので、「気づいた今」が動くタイミングです。

③ 申請に必要なもの

ハローワークに行く前に、これだけは揃えておきましょう。体調が悪い中、何度も足を運ぶのはつらいですからね。

✅ 離職票(1と2)
 → 会社から退職後1〜2週間ほどで届く書類

✅ 延長理由を証明する書類(診断書など)
 →「今は病気で働けません」という医師の証明

✅ 本人確認書類
 → 運転免許証・マイナンバーカードなど

✅ 印鑑
 → シャチハタ以外の認め印

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アドバイス

「診断書」をもらうのにお金がかかるのが心配な方は、ハローワークに「医師の証明書(指定様式)」があるか聞いてみてください。診断書より安く済む場合があります。

④ 申請の手順(5つのSTEP)

実際に私がどうやって手続きを進めたか、実体験ベースで紹介します。

STEP1:離職票が届くのを待つ

退職してしばらくは、ポストを見るのもドキドキしました。「会社との縁が本当に切れるんだな」と寂しくなったり。離職票が届かないと始まらないので、10日過ぎても届かなければ、前の職場かハローワークに相談しましょう。

STEP2:ハローワークに電話で確認

体調が悪い中、いきなりハローワークの窓口に行くのはハードルが高いですよね。私はまず電話をしました。「病気で退職したのですが、延長申請をしたいです。郵送でもできますか?」と聞くと、優しく書類を郵送してくれることもあります。無理に外出しなくて大丈夫です。

STEP3:延長申請書を記入する

書類が手元に届いたら、記入します。名前や住所、退職理由などを書くだけのシンプルなものです。私は「病名」を書くときに手が震えましたが、これは「休むための正当な理由」なので、堂々と書いてOKです。

STEP4:医師の証明書を提出する

通院している病院の先生に、「失業手当の延長をしたいので、証明を書いてください」と伝えます。先生は慣れているので、スムーズに書いてくれるはずです。私はこれで「あぁ、今は休んでいい時期なんだ」と改めて自分を許せた気がしました。

STEP5:受給期間延長通知書を受け取る

手続きが終わると、後日「受給期間延長通知書」というハガキや書類が届きます。これがとても大事です。将来、元気になった時にこれがないと手当がもらえません。大切に保管しておきましょう。

⑤ 回復した後の手続き

無事に延長申請ができたら、あとは心ゆくまで体を休めてください。

主治医から「もう働いても大丈夫」という許可が出たら、いよいよハローワークへ向かいます。

① 保管していた「受給期間延長通知書」を持ってハローワークへ
②「体調が良くなったので、受給を再開したいです」と伝える
③ 求職の申し込みをする
④ 通常の失業手当の受給がスタート

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まとめ

病気で仕事を辞めるのは、本当に勇気がいることですし、今は真っ暗なトンネルの中にいる気分かもしれません。

でも、「延長申請」というお守りを持っておくだけで、少しだけ心の余裕が生まれます。お金の不安を少しだけ横に置いて、今は自分の心と体を一番に可愛がってあげてください。

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