うつで仕事を辞める前に知っておくべきお金の話

給付金・制度

①仕事を辞めようか、でも辞められない。 そのどちらでもない場所に、ずっと立ち続けていませんか。

体はとっくに限界を超えているのに、頭の中ではお金の計算が止まらない。貯金はあと何ヶ月もつだろう。保険料は誰が払う。税金の請求はいつ来る。家賃は、食費は、光熱費は——。

しんどいのに、休めない。休もうとすると、不安が追いかけてくる。

その苦しさ、ちゃんと本物です。

私もまったく同じでした。

看護師・保健師として働きながら、うつ病とコロナ後遺症を経験して、仕事を辞めることになったのは一度だけじゃない。そのたびに頭を占領していたのは、体のことよりも先に、お金のことでした。

「辞めたら生活できなくなる」という恐怖が、ずっとそこにあった。

でも今振り返ると、あの恐怖の正体は「お金がない」ことじゃなくて、「どうなるか分からない」ことだったと思う。実際には使える制度がいくつもあって、申請すれば減らせる支出もあって、知らなかっただけで選択肢はちゃんとあった。

療養中に時間ができて、簿記3級を取りました。数字を自分で読めるようになったとき、お金への漠然とした怖さが、少し違うものになっていった。

退職後のお金の流れを、丸ごと書いていきます。 私が「最初からこれを知りたかった」と思う内容を、そのまま書きます。

体も気力もギリギリの状態で、ここにたどり着いてくれてありがとうございます。


② お金の不安の正体

「辞めたらお金が不安」 その気持ち、もう少しだけ丁寧にほぐしてみたいんです。

お金の不安には、2種類ある気がしています。「本当にお金が足りない不安」と、「どうなるか分からない不安」。前者も怖いけれど、退職を踏み切れない人が感じているのはたいてい後者——見えないから怖い、という状態です。

霧の中を歩いているようなもので、実際に足元に何があるかより、見えないこと自体が怖い。

知らないと損する、盲点

私自身が知らなかったことが、いくつかあります。

まず知ってほしいのは、辞めてもしばらくは収入が途切れない制度があること。傷病手当金・失業手当・職業訓練給付——これらをうまくつなげると、退職後1年以上、収入を確保しながら回復に集中できる場合があります。「辞めた瞬間に収入ゼロ」にはならない、ということを、まず知っておいてほしいんです。

もう一つ意外なのが、増える支出も申請次第で減らせる場合があること。退職後に増える健康保険料・国民年金・住民税。「払えなければ滞納するしかない」ではなくて、申請すれば減額・免除・猶予してもらえる制度があります。知らないまま全額払い続けようとして、生活が苦しくなっていく人が本当に多い。

そして意外と見落とされがちなのが、「いくら必要か」を知るだけで不安の大きさが変わること。私が簿記を学んで一番変わったのは、お金を「なんとなく怖いもの」から「数字で見られるもの」に変えられたことでした。

怖かったのは、お金じゃなくて「見えなさ」だった

私が最初に仕事を辞めたとき、頭の中にあったのは「貯金が尽きたら終わり」という感覚でした。使える制度があることも、保険料を減らせることも、何も知らなかった。

でも実際に調べ始めると、霧が少しずつ晴れていくような感覚がありました。全部が解決したわけじゃない。それでも、「何が起きているか分かる」というだけで、あのころの私はずいぶん楽になりました。

不安がなくなるのが目標じゃなくていい。不安と付き合える状態になること——それだけで、だいぶ違う。

「具体的にどうすればいいか、もっと詳しく知りたい」
そう思ってくれた方へ。

実は私自身、退職後にこれらを何も知らずに
損をした経験があります。

あとから「知っていれば…」と思ったことを
全部まとめたのが以下のnoteです。

この記事の内容をさらに深掘りした
完全版として書きました。

▼ うつで仕事を辞める前に知っておくべきお金の話
https://note.com/hiro_saiken/n/n541b1ad13c8b

(有料・980円)

体がしんどい今だからこそ、
知っておいてほしい内容です。

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